カラダのこと

どうやったら足が速くなりますか?

『外で遊ぶことです』


100メートルで日本人初の9秒台を出した、桐生選手の言葉です。


先日テレビでの発言なんですが、MCの方がこんな質問をしていました。
『うちの息子足が遅いんですけど、どうやったら早くなれますか?』
その回答が『外で遊ぶことです』でした。

桐生君の答え笑いも取れてベストな解答wそのとうりだと思います。

足が速くなる方法とか走り方とかいろいろありますが、
方法だけ、やり方だけを教わっても根本的な解決にはなってないですよね。

勿論、ある程度のレベルに行けば細かい技術指導は必要です。
ただ、誰かが、こういう指導をしていたから。という理由でやり方だけ真似ても効果は出にくいですよね。
それで良いならユーチューブを探せばたくさん出てきます。

最初の表題に戻りますが、
外で遊ぶことです。
は一緒に出ていた陸上競技選手の山縣選手(先日100m走9秒台の記録更新)も言っていました。

何より遊んでたくさん身体を使うことです。
自分の身体と向き合う時間ができます。
身体を使うことで心身共に成長していきます。
桐生選手も山縣選手も自分でそういう経験をたくさんしてきたから出た言葉なんでしょう。
説得力ありますね。どんどん外で遊びましょう。

マービィンゲイ。色気。才能。半端なし

キッズ、ジュニアのテニスレッスンでは
打つ順番で待つ時に基本的には並ばせません。
と言っても、勝手に子供たち並ぶのですが。
(もちろん、怪我しないように一定の距離は取らせてます)

並ばないで、子供達に待ってる間は遊んでてもらいます。
ボールを三つ持ってキャッチボールしたり、お手玉したり、
バウンドが不規則に弾むボールでキャッチボールしたり、
サッカーのように足でパスしあったり。

先週は子供達が『コート1周走ってきていいですか?』
と聞くので『どうぞどうぞ笑』
『はい。終わり』というまで辞めません。追っかけこしながらとても楽しそうでした。

最近待っている間でやっている遊びは
『あっち向いてホイ』と『手押し相撲』です。
年齢関係なく勝敗が決まったりするので面白いです。

『あっち向いてホイ』は
ジャンケンの後、瞬時に判断する。
目も使いますし、首を振ることは三半規管も鍛えられるので、
バランスの向上にもなります。
目の動きの低下は、バランス、距離感の欠如にもつかながります。
目を使ったトレーニングは情報処理の能力、感情のコントロールを高めるともいわれますね。
『手押し相撲』は
押したり、引いたり、勝負の駆け引き、相手との距離感を感じてもらいます。

こういう遊びがメインになることはないですが、
雰囲気を変えたり、
その後、ボールを打つことに集中してもらうにはとっても効果的です。

子供が遊ぶ時間、空間がない。と言われます。


何をどういう意図で、
どうやって取り入れるか、どう工夫するか、
どう楽しんでできるかは指導者次第ですね。
もちろん指導者の自己満足にならないように気をつけながらレッスンしています。

まとめ
小さい頃はとにかく外で遊びましょう!
何度も言ってますが公園最強です笑

こちらもご参考ください