コラム

Do the right thing !!

時間や距離があるのは地球だけだそうですが、
人間生まれたときから過去が生じるわけで、
誰しも忘れたい過去や忘れたくない過去があるものです。

『世界5分前仮説』バードランドラッセル提唱。
現実に存在していることを証明することは誰にもできない。
つまり、手がかりは記憶だけ。という仮説。

忘れても良い記憶、忘れたくない記憶、忘れられない記憶。

五感を刺激した経験は忘れ難いといいます。
脳は大事なものは忘れないように、不都合なものは忘れるように。
二つの能力をもっているそうです。

もしも、全部夢なら?
夢であったら覚めて欲しい。
もし今僕が経験しているものが脳が作り出した現実というのなら、夢を見させて欲しい。

現実?事実?過去?存在?

『隔たる世界の2人』

Netflix映画。予告編なかったです。今年のアカデミー短編実写賞の映画。30分くらいですぐ見れます。
う〜ん。なんだろう?なんでしょうね。違和感。言葉に出来ない。
違和感を感じたくて映画を見てるということもあります。
この映画どう感じますか??

『フルートベル駅で』
Michal B Jordan 主演。素晴らしい。実話です。元旦に駅のホームで警官に銃で撃たれ亡くなった黒人青年の最後の1日をつづる人生ドラマ。
素晴らしいブラボーブラボー。
この映画が大好きとか何度も見たくなるような映画ではないですが、
こういう映画がほんとにいい映画なんだと思う。
監督も当時27歳。若き素晴らしい才能。

『ポケットいっぱいの涙』
90年代名作。ヒューズ兄弟監督デビュー作。
ドラッグと暴力に溢れる黒人コミュニティーの中で暮らす黒人青年の話。
当時のアメリカやその問題を描いた素晴らしい映画だと思います。
途中で流れる名曲の数々も楽しめました。

簡単に人殴るし撃っちゃうし、ストーリーよりもそのスタイル。
瞬間ですよ。言葉なんてないし、意味もないんでしょう。
ただただ痛くて悲しくてグッときます。

『それでも夜は明ける』
強烈な真実。ただただ事実を淡々と堪能するという2時間。知らない事多い。
大作でこういう映画はめずらしい気がします。
暴力の哲学という本のなかで
黒人が自分達は無力であると思わせた事が白人の犯した最大の暴力である。
みたいなことを言ってたのを思い出しました。
夜は明けるのか?明けたのか?

ブラピがプロデューサー。キックアスとかもたしかそうで。
なんかちょっと変わってて面白い映画の制作を意外と手助けてるという好印象。

『ドゥ・ザ・ライト・シング』
巨匠スパイクリー。この予告編の愛のダディーがめっちゃ好きで笑
起きろ起きろ!!目を覚ませ!!
まさに現状へのメッセージじゃないでしょうか?

『ムーンライト』
雨上がりの月はいつも綺麗。
絵が綺麗でした。陽の光とかどう撮ってんだろ。ところどころ心に響く台詞あり。海のシーンとお風呂のシーンが好き。

『お前は誰だ?』
タクシードライバーから40年。鏡からのテーマ。サントラもとても良いです。

『グリーンブック』
渋い。ほっこり。こんな時期だからこそ観たい!!
良い映画です。

こんな台詞がありました。
『私が完全な黒人じゃなくて、完全な白人でもなくて、完全な男でもなかったら一体私は何者なんだ?』

強烈なメッセージ。『俺に言ってるのかい?』
タクシードライバーから40年。トラビスの独り言。
タクシードライバー観たいなぁ〜

映画っていいなぁ。もっともっと映画見たいです。


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