コラム

良い姿勢をとれば腰痛がなくなる!?

腰痛に悩まされている方多いと思います。
そのアドバイスの一つとして、
『良い姿勢をとりましょう!』
と言われることが多いですよね。

では、その良い姿勢。
腰痛にどのように関係があったのか!?
興味深い研究結果による記事がありました。
読み易いので時間ある時にでも読んでみてください。

記事の気になることろを抜粋してみると

  • 豪カーティン大学(Curtin University )の研究チームは、これまでの調査をまとめて、「よい姿勢を守ることは、背痛の予防や治療に寄与しない」と指摘します。
  • 背痛を患っている人ほど、背筋をまっすぐに維持する、いわゆる「よい姿勢」を取っていたのです(
  • 背痛を予防・緩和するための「よい姿勢」というのは存在しません。
  • 背中に限らず、身体の健康には「運動」が重要ですから、
    特定の”心地よい姿勢”に固執するよりも、
    いろいろ動かしてみる方が効果的です。
  • 残りの95%以上は、背中の組織に識別可能な損傷がなく、
    何らかの重い病気とも関係していません。
    これらの人々の背痛は、
    「よい姿勢」を守ろうとし過ぎたり、
    心身の疲労やストレスが原因になっていることがほとんどです。

つまり、
いわゆる、よく言われる良い姿勢と腰痛には関係がない。
ということが示唆されたのです。

良い姿勢と思っている姿勢が、
良い姿勢とは言えないことが多い。

そもそもの良い姿勢と思っている姿勢が、
良い姿勢でない可能性もあります。
例えば、よく言われる胸を張る。という良い姿勢。
胸を張って本人が良い姿勢をとっていると思っていても
その代償として腰をべコンと反っている。。
という場合もあります。
腰痛くなりますよね、、

また、ほとんどの腰痛の原因が腰自体にない。
ことも多いです。
他の部位に原因があって腰、背中に痛みが出ていることが多い。

正しい姿勢って何?

正しい姿勢。
って言われると、
『正しい』姿勢というもの自体存在しないのかもしれません。

姿勢ってするものではなく、なるもの。
なので、無理矢理『良い姿勢』をとっても、
脳は窮屈に感じて、ストレスに繋がり、
腰痛を引き起こすこともあります。

ただ、正しい姿勢ってない。
と言いましたが、
骨の構造的に安定している姿勢というものはあります。
知識として知っておくことや、
その身体のイメージを持つことは
大事です。

では、腰痛の予防、対策にはなにがいいか?

やっぱり身体を動かすことです!

定期的に運動をして、
普段動かしてない部位を動かし、
身体を使い色んな刺激を脳に送ること。
結果、ストレスの軽減、睡眠の促進、
身体の本来の機能を取り戻すことが出来ます。

実際、トレーニングを始めることで
長年の腰痛が改善した方は多くいらっしゃいます。

腰痛をなくしたい。
痛みのない身体で毎日を元気に過ごしたい。
姿勢を改善したい。
骨の構造的に安定した姿勢を知りたい。

そんな方は
一度、パーソナルトレーニングを受けてみることをオススメします。
何かを変えなければ何も変わりません。
自分を変えたい!
何か新しいことをしたい!
運動は一番身近で簡単なのかもしれないですよね。

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