コラム

勝負強くなる4つの方法

先日、同級生とオンライン飲み(もう死語なのか?笑)をしました。
よく飲みに行ってた3人。
僕よりはるかにテニスが強く、いつも全国常連、めちゃくちゃ上手い彼ら。

酔うとテニスの話になるのですが
まぁいつも思うのは、
『そりゃ、僕が勝てるわけない、、努力も覚悟も何もかもレベルが違う、、』
ということ。

考え方、意識してること、テニスへの向き合い方が全く違う。
もしかしたら練習量はそんなに変わらないかもしれないですが
努力の質が違いますね。

そこで、何してた?どんなことを意識してた?という話になり
4つ興味深い話が出てきました。

10cc。アイムノットインラブ、、

まず一つ

試合前1ヶ月から、試合当日と同じ時間に起きるようにする。
これは、試合が近くなると絶対に寝れなくなるのがわかっているから
一ヶ月前から同じ時間に起きて身体を慣らしておくためのようです。

二つ目
試合で100%で打っても入るわけないから練習では常に6割で打つ練習をする。
試合になると緊張もするし、100%の実力も出るわけないから
6割くらいになると想定して常に練習では6割を全力で出せるようにする。
凄いですね、、
自分のことがよくわかっていて、全く過信してない。

三つ目

試合では2度と勝てないと思わすくらいに圧倒的に勝つ
明らかに負けるはずがない。と思われるような相手。
実力、経験の差がかなりある相手。
と試合するともありますよね。
でも勝負の世界。何があるかわかりません。
相手はノンプレッシャーで向かってきますから。
そんな時は、『次もしかしたら勝ててるかも?』と
思わせないくらいに圧倒的に勝つことを意識しているそうです。
一瞬の隙も与えない。と言っておりました笑
なるほどですよ。常に追われる立場というのは大変なもの。
だからこそ勝つときはしっかりと勝って次に備える。
ということですね。

4つ目

宮本武蔵の五輪書を読む。
家にあったらしいですが、、中学生の時に読むなんて笑
最近僕も読みました。
口語は難しいですが、書いてあることはかなり基本なこと。
例えば、握り方とか足の置き方とか。相手をよく見るとか。
面白いです。
野球の野村監督、プロレスラーの前田日明なんかもオススメしてますよね。

二人の話を聞いてて思うのは
常に試合の時を想定していて、しかも全く過信してないということ。

試合の方が良い。なんてことはあり得ない。
練習で出来ないことが試合でできるわけない。

と二人とも言ってました。

別に真似をする必要はないですが
そのくらい勝負に対して真剣で覚悟を決めて試合に臨んでいるということ。
気合いで勝つとかそんなレベルじゃないですよね。

そんなの当たり前。そこからどうするか?
再度自分にも言い聞かせて、もう一度五輪書を読みます。