言葉の使い方
どうすればもっと伝わるかな?
イメージを掴むことが出来るかな?
どういう言葉をかけばいいかな?
使う言葉には特に気をつけています。
今一度、自分でレッスン、指導中に気をつけていることをおさらいしようと思います。
①『〜ない。』という言葉は使わない。ようにしています。
人は否定語を理解するのが不得意です。
『〜しない』や『〜ない』は伝わりにくいです。
『脳にNOはない』
のです。否定語を使うと、まず肯定してからそれを打ち消すので、ストレートに伝わりません。
例えば
頭を下げて打たない→目線を上げて
ボールに近づきすぎないで→ボールから少し離れて
ラケットを引きすぎないで→身体を回してみましょう。
というふうに、言葉を変えて伝えます。『〜ない。』『〜しない』という言葉は使いません。
また否定語ばかり使われるとイヤになりますよね。
以前テニスレッスン中
隣のコートでずっと『〜しない』『〜ないから〜できない』
否定語ばかり、、隣で聞いていても良い気はしません。。
指導中に〜しないで、〜しないからできないんだ。
あまりにもNOを突きつけられると、NOしか言われてないので、
身体は言うこと聞きません。
聞いていてもあまり良い気持ちはしないですよね。
もし、〜ない。とレッスン中や指導中言っていたら教えてくださいねw
②『こうしてはいけない。これはダメ』
という、間違った方向を最初に見せないこと。
正しい方向に進みたいのに間違った方向を見せる必要がないですよね。
特に、最初のインパクトは強いですから、
常に良いイメージを持たせる持つ事が大事ですね。
フランクオーシャン。そろそろ新しい
③ポジティブな言葉での誘導、指導を心がけています。
まずは、シンプルであること
そして、少し大袈裟(オーバーリアクション)にポイントを見せることも必要です。
わかりやすいことが大事ですよね。それにわざとオーバーにやることで、癖を直すことが出来たり、違いに気づくことも出来ますよね。
④感覚的な問いかけをする。(五感にアプローチした問いかけ。誘導)
身体の感覚向上に基礎を置く。
これはいつでもテニスでもトレーニングでもそうです。
脳にダイレクトに刺激を与えるためですね。
動き、動作の向上が目的です。
自分の感覚として落とし込めるようにいろんな言葉を使います。
例えば、天井に届くように(外部との距離)
ビューンと音がするように、ビヨーンとゴムを伸ばすように
冷たく、暖かく感じるところはどこですか?
触れてる場所はどこです?どんな感じですか?地面に触れているところは?
何が見えますか?どこを見てますか? などなど
言葉の使い方ってとても大事です。
子供の時言われたこと意外と覚えてたりします。
言葉ってすごい力を持ってます。大事に扱いたいと思います。