コラム

Elements Of Life

生命とは何か ポール・ナース著
数学する人生 岡潔 

本を読んで過ごす。そんな年末年始を過ごしたことがなかったので、
今年は日向ぼっこをしながら日中はずっと読書を。
ぶっちゃけこの2冊。特に『生命とは何か』はほとんど意味わかなかったです。
乱暴に読み進めて行きましたが、
ほぼわからないからこそ、わかる部分がでてくるととても嬉しい。
めちゃくちゃ理解出来ているような気持ちになる。
そんな読書の楽しみ。
そして、また理解不能な文章が続く、、一回読んだだけで理解しようということ自体が怠慢であるようにも思えますが、
またいつか読むであろう。という期待を残して読み終えることが出来ました。

生命はとにかく複雑すぎる

生命とはなにか ポール・ナース

変化し続ける身体。それ故に複雑で予測が難しい生命。
変わり続けるからこそ、未来も不明なのかもしれないですね。
ただやっぱり興味が湧く。

読み終えた感想ですが、2冊とも
人間とは何か?生命とは?そんなことは、結局さっぱりわからない。
だからこそ、全ての生命と共に生きていく。
そんな謙虚な姿勢が人間として最も必要である。
と、共通して、地球の将来について心配していました。
地球に住めなくなる。と。
岡潔に至っては、1971年にそんな話をしている。。

本当に一大事なのかも?

何となく思ってはいることですが、
とは言っても今突然環境問題に対して行動に移すということは難しいですが、
色んな意味でもっと視野を広げよう。
視野を広げる。自分を見る目も含めて。

そして、『数学する人生』この本とても面白かったです。特に序盤。
五感で捉えられる世界を作ったものの、
実は五感で捉えられる以外のもので世界は出来ている。
結局、目に見えない。触れることが出来ないもので生命が出来ている。
そして、生命がなぜ生まれたかさえわからない。
何が何だかわからない世界であるが、世界の常識だけは間違っている。
これだけははっきりしている。
と著者は述べています。
もう五感さえも使わない世界になってきている気もしますが、
物質文明はもう終わりにきている。
こんな事を50年前に語っています。

そして、身体についてはこんなことも。

禅師は肉体の健康をいう前に、まず心の健康を考えていたのである。

それがほんとうの健康法だと思う健康の状態がいいときは、
朝、目を覚ますと何となく愉快でしょう。

数学する人生 岡潔

そのとうりですよね。具合が悪い、どこか痛い、、心まで重くなります。
やっぱり元気で健康であることが一番大事。
地震も多いです。さらに今この現状、元気で健康であることがもっとも求められているように思えます。

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