テニス

個人競技だからダメですか?

もうすぐ新学期。なんの部活にはいろうか?何か新しい運動を始めてみようか?

などドキドキもするけど、ちょっと心配、、なんて方も多いのではないでしょうか?

個人競技をするのか?団体競技が良いのか?そんなことについてお話しをしたいと思います。

『テニスは個人競技だからね〜』と言われることがよくあります。
僕自身はなぜそういうことを言うのか?
ほんとに不思議です。

多くの場合、団体競技と言われるスポーツをやっていた人に言われます。
良い意味で言ってくる人は少ない気がしますね、、
しかも、その団体スポーツの指導者から言われたりすることもあるのでガッカリします、、
スポーツを教えていてなぜ?そういう考え方になるのか?

もちろん団体競技が良いのもわかります。
でも、『個人競技だから』ってそんな考え方はナンセンスですよね。

テニスは個人競技と言われます。
たしかに、一人で戦います。でも、団体戦もあります。
レギュラーの選手もそうでない選手も一生懸命応援します。
まして、団体戦は個人戦の勝ち数で勝敗が決まりますから、
一人一人にかかってくるプレッシャーもとても強いです。だから、みんな自分のことのように応援します。
当たり前ですが、チームとしてみんなで行動もします。

部活動やクラブ活動を通じていろんなことを学びますよね。
今でもテニス部の同級生、先輩も後輩も仲良いです。
同窓会などの話題は、勝敗の話より、
練習中、合宿や遠征先など試合以外の話ばかりです。
もちろん勝つために必死でしたが、大切なのは結果より経過なのかもしれないですね。

奥田民生。かっこいい。年明けからハマっている相席食堂での民生さん登場を観て、聴きたくなりました。

高校生の最後の試合で負けた時
最初に思ったのは
『あ〜これでもうみんなとテニス出来なくなるんだ』
でした。

部活が終わりになり、
このメンバーでもうテニスすることないんだなぁ
とそれが一番悲しかった気がします。

キャプテンでしたので、メンバーや後輩にきついことも言ったし、
喧嘩もしました。

もうちょっと頑張れたよな。まだできることあったよな。
と後悔まではいかないですが、切ない気持ちになります。

負けたから今こうやって指導者としているので、
最後、負けてよかったとは思ってますが、やっぱり勝ちたかった、、
最後優勝してインターハイ行きたかったです。個人戦も団体戦も。

だから、子供達には強くなってほしい。勝って欲しいな。
という気持ちも強くあります。

部活動指導をしているのも
純粋に勝ちたい!もっと上手くなりたい!
という想いを応援したいし、何かできることがあれば力になりたい。
という想いです。

負けると悔しいですよね。
親もそうだし、指導者もそうです。
でも一番悔しいのはやっぱり自分で。

負けるのが怖いから、負けたくないから、、
試合では全然チャレンジしなかったし、
高校生の時テニス自体は楽しくなかったですね。

ただ、部活動自体は楽しかったし、とても良い思い出です。
練習以外の楽しみや合宿、遠征など色んな思い出があります。

そして、仲間達と必死になって勝利に向かう、
何かに打ち込むという経験は代え難いものです。

だからこそもっと有意義に
やらされるのではなく主体性を持って取り組んで欲しいですよね。
指導者も柔軟に。学ぶ機会はどこにでもあるはずですよね。

またテニスは個人競技なのかもしれないですが、健康寿命を高めるとも言われています。
運動の強度も丁度良いですし、動きも複雑です。ダブルスなどは、コミュニケーションも多くとります。
実際、僕は75歳オーバーの方達ともテニスレッスンを続けております。
腰が痛い、膝が痛いなどありますが、
テニスをしたあとは、スッキリするし体調が良い。とみなさん言われます。
レッスン中もみなさんでワイワイ喋ってとても楽しそうです。

個人競技?団体競技?そんなものに縛られる必要は全くありません。
どっちでもいい。
個人競技。と言われるものでも仲間は出来るし、団体行動が出来ない。なんて心配はいりません。関係ないです。


興味があるもの、やりたいもの、好きなものなら、どっちでもいいですよね!!