コラム

ライバルはゲームやYouTubeじゃないの?

箱根のカマキリ

深刻な「子どもの野球離れ」大人が引き起こす事情https://news.yahoo.co.jp/articles/6736b7ec3f28840da333eca8f89b3e3fc696e525?page=1

この記事、的を得ていてとても面白かったです。
野球は急速的に過疎化しているイメージですよね。
僕も自分の息子に野球やらしたくないですもん笑
以前、散歩をしていて、公園で子供の野球教室?試合?ですかね。
どんなことしてるのかな?
と思って観ていたら、コーチ達のヤジは酷いわ。
パパコーチと言われる人達ですかね?大笑いして雑談ながら子供よりずっとダラダラしてる。。
終いには睨まれるような仕草も感じました。

そのクラブや教室の指導やルールに対して、口を出すようなことは絶対にしないですが、
だからこそ何も心配のない、任せられるところに子供を預けたい。
特に何かを求めるわけでもないですが、
一番は楽しそうに。楽しくやってくれればいい。その習い事に行きたくなるように。元気にやってくれれば良いです。
あとは、勝手に本気でやりたくなれば本気でやるでしょう。
その時、また親としては何が出来るか?を考えれば良い。と思っています。

最も懸念すべきは、子どもの可能性を最大限発揮できる環境を大人が用意できていない現実です。学童、中学、高校とまだ可能性が潜んでいる若年期であっても、その年代ごとのチャンピオンを作ろうとする旧来のシステムは、一部のエリート選手や超〇〇級の選手は出てきても、本来その後活躍できたかもしれない子どもが次のステージで挑戦する希望を失わせる作業にもなっています。結果、日本野球全体を見ると大きな損失となっていると感じています。

少年期では、スポーツに参加し、楽しむ権利は平等であるべきです。しかしながら、少年野球の現場では、背が高く、早熟で、競技を早期に開始した選手が試合に多く出場し、投手や捕手などの重要なポジションを担っています。  また、同学年の中でも相対的に成長が遅い早生まれ(1~3月生まれ)の野球選手は、試合に出場する機会が少ない、野球から離脱する割合が高いなど、不利な状況にあります。この背景には、いわゆる勝利至上主義、『今』ファーストがあります。一方で、選手の潜在能力は少年期にはわからず、高校生以降になって開花する選手もいます。

問題が多い少年野球の環境、そして子どもの成長の多様性を認めず、「今」の勝利を求める指導者、これからの人材育成につながらない指導スタイル――。4人が指摘するのはすべて「大人」の問題であり、通底する部分が大きい。

深刻な「子どもの野球離れ」大人が引き起こす事情

野球だけではない。です。
『子供のために』という建前だけ立派で、中身は全て大人の都合と理想。
野球だけではないです。いろんな所で見られますよね。。
まずは楽しむことです。
何度も言ってますが、幼少期は勝つことを目指さなくでも良い。
まして、子供の運動能力の低下が進む中、過度な期待や練習は
怪我だけでなく、運動嫌いになる子供を増やしてしまう可能性もあります。

最近だとサッカーはやっぱり人気があるだけあって
クラブチームのユースと部活など、それぞれ特徴を考えてきちんとやってるよな。という気もします。
水泳に関しても、競技性よりも、泳ぐことを覚えるということや体力作りという面で人気があります。
テニスは、一時期の錦織君フィーバーのような子供達人気はもう全くないですよね。
少しずつ陰りが見ててきたようにも思えます。
僕らの時代よりは増えてきたのでしょうが、
中学で硬式テニスの部活がない、
テニスコートを借りにくい、
というのも、テニス人口が増えにくい原因でもあるのでしょう。

子供を取り巻く環境も変わってきています。
まして、スポーツ以外の楽しいことって今の時代たくさんあります。
外で遊べる空間も少なくなった今、ゲームをみんなで楽しむのは必然ですよね。
サッカーだ、野球だ、テニスだ、って取り合いをしている場合でありません。
ゲームやYouTubeがライバルです。もちろんそれが悪いわけではないですよ。
ただ、身体を動かすメリットはたくさんあります。
スポーツで得られる感覚、経験、感情は何ものにも代え難いです。
一瞬で終わりではないですからね。
大きな視野を持って目の前の子供をしっかり見つめることが大事ですね。