ストレス解消法
ストレス。
なんだか最近この言葉を良く聞く、目にする。
僕自身『ストレスがない』
って言うと全く嘘で、
そんな人逆にいるの?って思っちゃいます。
少なからず、緊張やストレスというのは生きていく中では必要な要素です。
大なり小なりストレスはあるけどそことどうやって付き合っていくか?
というのが大切になっていきますよね
とくにこのコロナ禍の中で
コロナにかかったという人は聞かないですが、
生活のリズムや仕事のスタイルが変わったという話しは多く聞きます。
また、体調が悪くなったり、体重が増えたりなど
先行きが見えない不安を感じる中で
身体のことに関するお悩みも多くなったよう思えます。
ストレスって実はいろんな所で感じているんですね。
例えば、
仕事のミス、トラブル、転職だけでなく
引越し、昇進昇格、個人的成功、そのほかに、技術革新の進歩なども
ストレスとなるそうです。
状態の良し、悪しではなく変化そのものがストレスとなりえるのですね。
ストレスがなぜよくないのか?
みなさんだいたいご自身でも経験あるかとは思いますが
ストレスを抱えていると
日常生活や仕事のパフォーマンスに影響を与える(やる気が出ない、思考がネガディブになる)
だけでなく
痛みを感じやすかったり怪我の回復にも影響を与えます。
つまり、ストレスをコントロールすることが
健康や目的達成のための大きな第一歩なのです。
そんなのわかってるよ。
ストレス感じたくないよ。
って思いますよね。
では、どうやってストレスを対処すれば良いのか?
一番良いのはやっぱり『運動、スポーツ』なんだそうです。
はい。そうなんです。やっぱり身体を動かすことなんです笑
本当に、こんな時こそ運動をして免疫力を高めて元気な人を増やしたい!
そう思います。
その他、効果が高いものとして
読書、音楽鑑賞、マッサージ、散歩、趣味の時間
だそうで、
効果が低いものとして
ギャンブル、喫煙、暴飲暴食、 TVを見る、テレビゲーム、ネットサーフィン
などなど
TVを見たり、ネットサーフィンなど
なんとなく笑ったり、楽しいけどストレス解消としては効果低いのですね。
僕ら運動指導者として出来ることは
運動、身体を動かすことを通じてより生活を楽しく、快適に元気に過ごすお手伝い。
運動がやっぱりストレス解消には良いことがわかりました。
ただ、運動、スポーツと言っても必ずしもそんなにハードに身体を動かす必要はありません。
- 散歩、ウォーキング、
- 息が上がる程度の有酸素運動(軽いジョギング)
- ヨガ
などもオススメです。
動くことは感じることで、感じることは動くことです。
ゆっくり身体を動かしながら
今日はここ硬いな、
ここは意外と動くな、
お〜気持ち良い。
など今ある事実のみに目を向ける
事実をありのままに観ること。
感じたことそのものに良し悪しはないです。
これが難しくて、なんでもそうですが
どうしても事実とイメージ、概念がごちゃごちゃになるから
振り回されてしまいます。
身体を動かすことで、とことん身体の事実を感じてもらう。
身体の事実を伝えることで生体的なストレスを減らす。
トレーニングセッション中いろんな問いかけをするようにしています。
『どこの皮膚が伸びているような感じがしますか?』
『かかとの形はどんなですか?』
『背中のどの部分が床に触れているような気がしますか』
『呼吸の入っている場所はどこですか?』
『暖かい感じがするのはどこですか?』など
それが良いとか悪いとかでなく、感じた事実が大切。
脳レベルでは、思考と運動は似ているのだそうで、
運動、身体を動かすことで自分と向き合う時間ってとても大事ですね。
特に今は、外に対するより自分の内に対するほうが、色んな気づきがあったり、落ち着くことがあるような気もします。
もちろん、家族や友人と過ごす時間も同じように大切ですが、
自分を大切にする時間だと思ってトレーニングすると、
キツくて疲れるトレーニングもちょっと違うやりがいが生まれるかもしれません。
自分でももちろん身体を動かしますが
やっぱりスッキリします。
昔は筋トレをがっつりやっていましたが、今はヨガをすることが多いです。
逆に動いてみて『あ〜なんか疲れてんだな』
と感じた時は
そのまま寝そべって身体が地面についているところを感じたり、呼吸に目を向けてみたり、
寝そべって何もしない。感じるだけ。
というだけでもスッキリします。
どういう形でもいいですが
リラックス、スッキリ出来る方法を持てるといいですよね。
あとは、運動することでストレスも軽減されるので
暴飲暴食やストレスで食事をたくさん取るということも少なくなります。
食事も美味しく感じますしね。
みなさんセッションを受けて身体を動かした後は
スッキリして帰れますし、表情も明るくなりますし、言葉も変わります。
おお〜やっぱ身体動かすって凄いな。と単純に嬉しかったりします。
身の回りの日常、仕事、家庭、他人から少し距離を置く時間も大切です。
その一つが運動だと感じたのであれば
なるべく身体を動かす機会を増やして欲しいですし、
そのきっかけになれば嬉しいし
お手伝いができれば有難いと思っております。