『どうしたら運動神経が良くなりますか？？』
『何をしたらテニスが上手くなる？？』

このような質問をよく受けます。
同世代の子供達がスポーツをやり出したり、テニスを習い出したり
子供の運動についていろんな相談を受けることが多くなってきました。

基本的には一致して一言

『外でたくさん遊んだ方が良いよ』

ほんとにこれだけです。
小学生の時は、週に何回３.4回も同じスポーツをするより、
公園や外で遊んだほうがいい。
これは断言出来ます。

現在の子供達は運動の体験、経験が減っていると言われています。
では、
運動教室やスポーツクラブに通わせることで
子供達の運動能力が上がってるのか？
というと全く逆で
むしろ、運動能力が下がったり、怪我が増えてるケースもあります。
運動、スポーツをしてるからといって身体能力が伸びているわけではないのです。

つまり、
運動指導を受けスポーツをやっている子より
たくさん遊んでいる子のほうが
運動能力は高く、怪我も少なく
その後も大きく伸びる可能生もあるということですね。

そんなことを言っても、
外で遊ぶ時間も空間も仲間も減っている現代の子供達。。
外で遊ぶこと自体難しいですよね。。
そこで、子供が運動が万能になり、
何かスポーツを将来的に強く、
上手くなりたい子供達のために、オススメの運動教室を紹介します！

○体操がオススメです！！

体操がオススメな理由

• ぐるぐる回る。
  頭に加速がついて位置が変わるので前庭の刺激に繋がります。
  前庭系（平衡感覚）とはバランスや重力を感じる機関。
  姿勢の保持にも大切ですし、運動において大事な能力を司る感覚です。
• 頭の位置が変わる。っていうのが良いんです。
  情報処理能力も高まりますし、
  自分の身体の今の状況をキャッチし動く。
  バランスの能力も高まりますね。
• 身体の色んなところが地面に触れる。
  体性感覚という自分の身体が今どうなっているか？
  という感覚を養うことにも繋がります。

例えば、サッカー選手にしたい。バスケ選手にしたい。
もちろん全ての運動選手にオススメですが、
サッカー、バスケ、ラグビーなんかには特に良いでしょうね。
バスケなんてぐるぐる回ることばっかりですもんね。
自分の身体の位置がどう動こうと、姿勢がどう崩れようと
ゴールの位置、相手との距離を掴む能力はとても大切です。

○水泳がオススメ！！

水泳がオススメな理由

• 全身を使う。まさに全身を使いますよね。
  また対側に身体を使うことは何の動きでも基本となります。
• 息を止める。
  息を止められる能力って大切なんです。
  つまり、酸素をどの程度身体の中にとどめておくことが出来るか？
  酸素は大事なエネルギー源。
  呼吸の力を身につけることにもなるでしょう。
• 力を抜くことを覚えられる。
  力って抜くのが難しいんです。入れるのは簡単ですよね。
  水の中では力を抜かないと身体を浮かすことが出来ません。
  リラックス。力を抜くことを覚える。
  リラックスした状態から力を発揮することが
  シンプルでナチュラルな動きを生み出します。
  

単純に体力も筋力もつくでしょうし、
これだけ全身を大きく使う種目は他にあまりないような気がします。
泳げた！水の怖さを克服出来た！
という成功体験は自信にもつながるのではないでしょうか。

この二つはオススメです！！
体操なんかは体育で元々しっかりやっていたはずなのですが、、
今はどうなんでしょうね？
ある私立の中学校の体育は球技しかしない。とも言っていました。。
水泳はどこのクラブでもノウハウや経験が多い
スポーツクラブが多いはずなので、
運動能力を引き上げる。という意味では習わすのは良いと思います。
（水泳の上達、水泳選手としてのレベルについてはわかりません。。）

番外編　　合気道がオススメ！！

合気道がオススメな理由。

すいません。。合気道はやったことないのですが、、
おそらく絶対良い。と思っています。
特に、サッカー、バスケ、などコンタクトスポーツをやる選手
受け身も上手くなりますし、
相手を交わすのも上手になるでしょう。
駆け引きも上手になるでしょうしね。
日本特有のものなので、日本人には掴みやすい感覚ではないかと。
長男が空手をやっているのですが、
そこでは合気道も行なっています。
そのうち、合気道もやるらしい。楽しみでもあります。
追って報告いたします。

まとめ
一つの競技を週に３〜4回もやるよりは、
複数の種目をこなす方が良いです。
選手が本当に勝ちたいのはいつですか？？
今（小学生時期）ではないでしょう。。
目先に勝負に拘らず、ビッグアイでルッキングです。