カラダのこと

テニスと一緒にスポーツをさせるとしたら何がいいですか?

と質問を受けました。
同世代の友達かも『何をさせればいい?』
と言う質問をよく受けます。

本人がやりたいと言ったものか
ご両親がやっていたスポーツ
をやるのが良いと思います。

小学校低学年まででしたら
スポーツ教室などには通わせないで
外で沢山遊んだ方が良いとおもいますけど、
最近は外で遊ぶ場所や仲間がいなかったりと問題もありますよね。

テニスと一緒にでしたら、サッカーやバスケなど
何かを手に持ってするものではないもの。が良いかもですね。

現在世界で活躍しているスポーツ選手
子供の頃2、3種目スポーツをやっていた選手が多いです。

小さい頃はいろんな動きを経験しておいたほうが、
後のパフォーマンスアップに繋がります。
一つの種目ばかり小さい頃からやっていると、
怪我にもつながりますし、
幼少期の怪我は再発率が高いとも言われます。

どういう運動体験をしてきたか?
どのような身体感覚を積んできたか?が大切です。

サッカーも上手なテニス選手多いですね。
錦織君もよくテニスボールでリフティングしてます。
ナダルも12歳までサッカーもやっていたそうですね。
テニス選手だけでなく、
NBA選手(NBA選手の八村塁君。
彼は中学からバスケを始めたそうですね。
幼少期は野球と陸上をやっていたそうです)
もバスケ以外に高校生くらいまで
本格的に他のスポーツをやっていた選手が多いですよね。

野球の大谷翔平選手もあまり知られていないようですが
水泳とバトミントンをやっていて
お母さんはバトミントンの国体選手だそうですね。
親と一緒に気軽にできるスポーツって良いですよね。

もともとの才能も凄く、大変な努力をしているのでしょうが、
幼少期に違うスポーツを二つほどやっていたというのも、
その後の成長を支える糧となったように思えます。

まあ、結論、
テニス以外で何でも良いと思いますが
中学生くらいまでは一つの種目を専門的にやるのはあまり良いとは思いません。

運動指導を受けスポーツをやっている子より
たくさん外で遊んでいる子のほうが運動能力は高く
その後も伸びる可能生が高い。

運動教室やスポーツクラブに通わせることで子供達の運動能力が上がってるのか?
というと全く逆で
むしろ、運動能力が下がったり、怪我が増えてるケースもあります。

これは、一つの種目だけを小さい頃から長時間やっていると、
その種目に関わる運動の能力は高くなるけど、
身体全体としてはバランスが悪くなるということです。
技術練習のようなものを多くしている場合は、特にそうです。

つまり、幼少期に同じ動きばかりしていると、
特定の部位に負担がかかり、関節、筋肉も固くなり、
姿勢が悪くなったり、
呼吸の阻害、怪我をしやすい身体になってしまう、
ということもあるのです。

英語ばっかり勉強しても学力は向上しないですよね。
まず、母国語を使わないと、国語がある程度できないと
そもそも、算数、理科、社会など問題の意味もわからないですよね。
同じようなイメージで良いと思います。

走ればいい

幼少期はこれに尽きると思います。

走ることが脳にとても良いのです。
足を動かすことが脳にも良い影響を与え、手先も器用になると話しておりました。

鬼ごっこ
など最高です。
鬼から逃げる動作。相手との距離感、駆け引き、身体の捻り、切り返し。
教えてできる動きではありません。
全力でやりますしね。

裸足もオススメです。
足の裏ってとても大事なんです。
例えば、指の緊張は神経系の緊張を促します。姿勢にも悪影響を及ぼします。

また、裸足で過ごすことで
足の裏の感覚も取り戻せますし、指も動きますよね。
足指が自由に動くということは
とうとつのある地面や
身体の動きの変化にも自在に対応できるようになります。
とても良いことですよね!

公園が最強

公園ってよく出来てます!!
ジャングルジムや雲梯、ラダー、砂場、並行台
凄いです。

勝手に遊んでもらって
見守っているだけ。自分でチャレンジするし、
無理そうなら、怖いってやらないですしね。
そういうのがとっても大事。

子供にとって運動=体力がつくという側面が強すぎる気がします。
実際はそれ以上な事がたくさんあります。
運動すること、身体を使うことで
自分の気持ちとも向き合うことができます。

身体のコントロールをするとこで心もコントロールすることを身につけますね。
もちろんテニスが上手くなって欲しいし、運動が好きになって欲しいですが
子供達と運動やテニスのレッスンをしていて心の成長が見れるととても嬉しいです。

スポーツは『遊び』が語源となってできた言葉です。
遊びながら身体を使い心身を成長させていきます。
大人はその見極めとタイミング、そして見守ることが大事ですね。

運動を通じて『感覚』を使うことで脳が活性化されます。
何かに夢中になって『今』に意識を向けることも脳にとても良い刺激となります。
身体を動かすので体力も集中力もつきますね。
運動がもたらす効果は思っている以上に大きいのです。
運動をするから頭が良くなるのではなく、
運動を通じて『勉強ができる、勉強をする』土壌を作る。
と考えてみても良さそうですね。