リズム感があるって?
リズム感がある。
リズムが良い。
自分のリズムを持っている。
リズムってなんなんでしょう?
よく言われる
ダンスが上手だからスポーツも上手。
リズム感があるからスポーツも上手。
というのは必ずしも正確だとは思えません。
外からのリズムに自分を合わせて動くのと
自分の中にあるリズムを持って動くはイコールではないと思うのです。
例えば、
僕は外からの音にリズムを合わせるのはとても得意です。
ただ、リズム良くスポーツができているか?テニスができるか?
というと全くそんなことありません。
どちらかと言うと、テニスなど自分の動きにリズムがあるように思えません笑
たまに、おお〜なるほどこういうリズムで打つと良いな!
と思うことはありますが、再現性が高いとは言えません。
ある陸上の有名な長距離選手のトレーナーと話したことがあるんですが、
その選手は、
めちゃ足速い(オリンピック出てるくらいですからね笑)
自分のリズムで良く動かせるけど、
音楽には全くのれない。いわゆるリズム感がない。
バスケでいうドリブルとかをさせるとめちゃくちゃ出来ない笑
でも足めちゃくちゃ速い。自分のリズムを持っている
と笑ってました。
また、
運動神経悪い芸人。
と言われる芸人さん達、あんなに身体のリズム感はないけど、
しゃべりのリズム、会話のリズム、めちゃくちゃ上手。
間とかタイミングとかすごいですよね。
引き込まれる。あんなに上手に喋れないです。
ボブマーリー。Let’s get together and feel all right!
僕が言いたいのは、リズム感がない。と言われたからって、運動の能力が低いということにはなりませんよ。ということです!
リズム運動のようなもの自体を否定するつもりはありません。
運動を始めるきっかけとして、リズムに乗ること、ダンスなどはとても良いと思います。
ただ、運動能力をあげよう、パフォーマンスを上げよう
という趣旨でリズム運動、ダンスを始めるというのは必ずしもYESとは言えないように思えます。
むしろ、急にコーチやトレーナーがそんなこと言い出したら
そのコーチ、トレーナーは変えた方が良いですね笑
外的なものに対してリズムに乗れないだけで運動能力が低いという判断は間違ってると思います。
そんな体験ある方多いのではないでしょうか?心配ありません笑
止めるところ、動かすことろ、力の抜き加減、速度、タイミングの変化。
などが総じて踊るようにリズム感が良いように見えるわけです。
動きを変えたい。そのためにはイメージが大切。
こんな事がありました。
歩行に少し難がある方に
『身体の7割は水ですよ。水が全身流れてるように歩いてみてください』
と伝えたところ、
スイスイとスムーズに歩けました。
ただ、その時は良かったものの次の週に会ったら戻っていました、、
身体の機能を取り戻すもことは、簡単ではないものの、
イメージで変わるんだな。
という実感は得られましたが、
さらにそれを継続出来るようなアプローチがもっと必要だな。と反省しました。
何か動きに変化を与えたい。のであればイメージが大切です。
どんなイメージを持って動けそうですか?
例えば
水のように、ムチのように、忍者のように
ビュンという音を立てて、マントを広げるように、トンネルの中にいると思って。
など、イメージを伝えると動きやすくなります。
自分の中にイメージを持つことも大事です。
まとめ
安心してください。リズム感がないから運動、スポーツが下手。とはなりません。
イメージを持つ事で動きは変わる!