カラダのこと

運動を始めるならヨガオススメです!

武蔵野大学で『スポーツと身体科学』という教養科目で
非常勤講師としてヨガを用いた講義をしています。
前期は終わりレポートの採点も終わりました。
後期は今のところ、対面での授業になりそうなので楽しみです。

身体を動かして変化を加えるには、運動の方向、速さ、加速、どう緊張させるのか?ゆるめるのか?
の組み合わせを駆使してメニューを考えます。

高校の部活動でもヨガをオンラインで週一おこなっています。
時間は早朝だったり夕方だったり。
時間によってやることも変えたりはもちろんしていますが
オンラインでは基本的になるべく同じようなものを。わかりやすいものを。
おこなっています。
同じような動きのものでも
こちらの問いかけや、誘導の仕方、キューイングによって
全く違うものになります。

大事なのは入力を変えることです。

僕がおこなっているAヨガは呼吸を大切にしながら感覚を養うトレーニングです。

  • 身体感覚をつかむこと、
  • 五感を使うこと、
  • 運動体験を増やすこと
  • 呼吸の正常化

を目的としておこなっていますが、
部活動では、今、試合が続いているので、
疲労回復、リフレッシュ。も期待してやっています。

ザインターネット。アルバム通して最高最高

自分の身体とゆっくり向き合う時間ってなかなかないですよね。
特に高校生だと尚更そんな時間を取ることも環境もないですからね。
技術的な練習がもちろん一番大事ですが、
技術を生かすための土台である基本的な運動能力、基礎体力をつける
ことも大切です。

何か動きがぎこちない。
ボールとの距離感がうまく掴めない。
フラフラする。
など、
技術練習をする前に介入できることはたくさんありますよね。

空間感覚を養うには、触覚の働きが必要です。
皮膚は、圧、振動、光、温度など複数の感覚を感じ取ることが出来ます。
つまり、触覚からの情報が他の感覚情報を満たしてくれるのですね。

様々な『言葉』を使って動作を誘導していきます。
その中でも触覚は使い易いし、感じ易いですよね。
触覚は他の感覚情報の土台となっているので特に意識的に誘導するようにしています。

どこが動いてるのか?
手や足の関節がどのような位置にあるのか?
動きの方向は?
重さは?
何が見えているか?
何に触れているか?

今に意識を向けることも
忙しい現代ではなかなかできないことなのかもしれません。


目で見て情報を得る。
手から感じた情報を得る
動きを感じて動きからの情報を得る。

ただ何となく動かすだけでなく、
動きを知る、感じることは自分を知ることにも繋がりますね。
何か運動を始めたい。身体を動かしたい!
そん方にヨガはオススメですよ!