テニス

走ったほうがいいですか?

『スポーツのパフォーマンスを上げたり、体力をつけるために
長距離を走ったほうがいいですか?』
『たくさん走らせたほうがいいですかね?』

高校の部活動の先生や指導者によく聞かれることがあります。
(ここでいうのは『長距離、長い時間』走ることです)

結論

高校生でしたらそんなに必要ない。

と思っています。

僕自身、高校生のテニス部活コーチをしているときには、
長い時間走らせること、
長距離を走ることは全くしなかったです。

なぜなら時間がもったいないから。
と彼女達には長距離を走らせる理由が見つからなかったからです。

長距離走るのは時間かかりますよね?
もっとやったほうが良い練習、トレーニングがあると思っていたからです。
体力をつけるということだけにおいても、普段の練習で充分です。

テニスの試合では、瞬発的に走ることがほとんどなので
コート内のダッシュや短い距離、中距離のダッシュはとても必要です。

勿論、主体性を持って自分で走るのは否定しません。
コーチ、監督に明確な目的がるのなら良いと思います。

例えば、
高校に入ったばっかりでまだ、基礎的な体力がない。
と、監督、コーチが感じたのなら長距離を走るのも大切でしょう。

シルヴェッティ。あの有名な曲の元ネタ。単純に良い曲ですね。

走ることのメリットはたくさんあります。
一般の方々であれば走ること、ジョギング、ランニングすることはとても良いと思います

走ること自体を否定しているでのはありません!!

走るのが好きなら走っても良いと思います。
走るといろいろと考えも浮かんできますしね。

まだ体力のないうち小学生、中学生でしたら、みんなで走ったり、競争したりというのも良いと思います。

ただ、部活動に関しては
少なくとも毎日長い時間、長距離を走る必要はないし、部活のメニューに必ず入れることもないんじゃないかな。と思っています。
通常の練習でも体力はつきますし、体力がつくような練習をすれば良いのです。

とにかく、長い時間、長い距離を走れば体力、筋力、根性がつく。
というのは違うのではないかと思っています。

実際、僕も高校生の時は毎日5キロ以上は必ず走ってました。
ただ、知らなかった、、、
走るとしか出来なかった、、
走ることがとても良いと思ってましたし、周りの指導者もみんな走れと言っていたからです。

もっと自分で考えることが出来れば違うことをしていたかもしれません。
どんなに常識に縛られているか、
自分で考えてないか、
自分を知ろうとしないか今思うと反省することばかりです。

そこに、気づきを与える、助言をすると
いうのがコーチ、監督といった指導者の役目だったりしますね。

まずは基礎的な筋力、体力をつけることが大事。

中学生、高校生、部活動においては、
まず、基礎的な体力、筋力をつけることが最も大切です。
ただ走る。というより筋トレをオススメします。

では何をしたら良いか?
もう、ほんとにベーシックな筋トレでまずは良いと思います。

腹筋
スクワット
腕立て伏せ。

まずはこの三つ。がきちんとしたフォームである程度の回数、強度で出来る事。

体力テストなど様々なテストが出来るのであればそれを参考に個別にメニューを組めれば一番良いですね。

まとめ

走るとこを否定しているのではありません。
4月に入り、新体制、新一年生の入部など様々な変化が生まれる時期です。
今一度
工夫できること、変えれるところ、
何が一番最大の価値を生むことができるか。
自分も含め考え直したいと思っています。