運動が長続きしない理由
先日クライアントさんと
自分の周りにはヨガスタジオ、ジムに通い出した
という人が多いんだけど、だいたい半年もしないで辞める人が多い
トレーニングが続かない人はなんでだろう?
という話になりました。
もちろん環境(引っ越し、転職、転勤、家庭の事情など)の理由というのも出てくるのでしょうが
おそらく僕が考える理由の一つに
目標がきちんと立てられていない。
そもそも目標自体が間違っている。
というのがあると思います。
最初は頑張って運動、トレーニングするんですよね。
動機も目的もまだ明確ですから。
ただ、1ヶ月、、3ヶ月となっていくうちに、、月に1回、、
半年過ぎると、、全く行ってない、、
というような話は多く聞きます。
目標がきちんと立てられていない、曖昧であれば
何をやっているのか?成果は出ているのか?がわからなければ
やる気も起きないし、長続きしません。
目標が間違っているというのは
遠すぎて、どう考えても到達出来ない目標であれば、
叶うわけがありません、、
また、その目標次第では、ある程度の知識も必要となってきますよね。
僕自身は運動することも学習の一つだと思っていて
自分の身体を知ることは自分を知ることにもなります。
自分を知ることが出来れば、
ある程度、体調をコントロールすることも可能になります。
もっと活動的になることも出来ますし、ストップをかけることもできます。
今まで出来なかったことにチャレンジすることも出来ますし
実は必要なかった習慣(動き、癖)も修正することも出来ます。
より生活の質が向上しますよね!
運動は自分を知るため
勉強は知らないことを知るため
と考えても良さそうです。
松たか子。名曲。
運動することも学習の一つであるとお話ししました。
学習の仕方は4段階あるそうで
1 知らない
2 知っている
3 意識したら出来る
4 無意識で出来る
という4段階で向上するそうです。
先日コーチングの研修で学びました。
なるほど。これはわかりやすいですよね
そして最高の学習は『バックトラック(振り返り)』によって生じる。
一旦、『止まってみる』というのが最適な学習なんですね。
先日『人はやらない理由を持っている』でもお話ししましたが、
自分は今どこにいるのか?何をしているのか?
現実に引き止まりながら、未来に向かっていかないといけない。
なかなか難しいです。
およそ矛盾しているようだし、
どちらに比重をおかないといけないのか
とても難しい、、
なので上司がいたり、先生、コーチ、トレーナー
といった客観的に見てくれる存在が大事なんですね。
選手であれば
なぜそのトレーニングが必要なのか?
ということをトレーナーやコーチと選手が共有していなければなりませんし、
選手やアスリートでなくても
トレーニングの目的や今やっている運動、トレーニングは
目標に向かっているのか?効果は出ているのか?
とういうのをトレーナーと確認することも大切ですね。
(これはトレーナーの仕事です)
もちろん運動だけでなく、食事、睡眠など普段の生活からも自分のコンディショニングや体調を知ることは可能です。
やたら眠い、、食欲がない、食べたら気持ち悪くなる、、
何か調子が悪い、、
など自分の体に目を向けることが病気や怪我の予防に繋がりますね。
逆に、これをすると、これを食べると
調子が良い、体調、お肌の調子が良い
など良いことの方に気づくことの方が大切です。
どうしても悪いことの方ばかりに気づいてしまいます。
それは人間の性質上しょうがないのですが、
何かを変えたなら、何かにチャレンジしたのなら
もっと良いことや向上した変化に気づくけるようになりたいですよね。
クライアントさんとトレーニングをしていて
『腰痛、肩の痛みがなくなった』
『明らかに疲れにくくなった』
『姿勢、顔つきが変わった。と言われた』
『身体の動かし方が変わった、スポーツのパフォーマンスが上がった』
など多くの嬉しいお言葉をたくさんいただきます。
良い変化が生まれ、それに気づくことが出来ると運動でも何でも継続して出来ますよね。
気づきに気づくことです。
もうすぐ春ですね。
こんな状況で先行きが不透明なこともありますが、
こんな時こそ
今一度、自分と向き合う時間を作れると良いですよね。