パーソナルトレーニング

言葉の使い方

恩師や先生、コーチに言われた言葉って覚えていますか??
良くも悪くも影響を受けたり
言われた言葉を覚えたりするものです。


NBA選手の八村塁選手。
彼は中学生の時の恩師から『おまえはNBAに行くんだ』と言われ、
そこから熱心にバスケに取り組んだそうです。

名前忘れましたが、
バトミントンの女子オリンピック選手も
『オリンピックにでれるぞ』とコーチに言われ、
初めてオリンピックを目指すようになったと言っておりました、


レベルはグッとグッとググッと落ちますが笑
僕の話も笑
初めてのテニスレッスン
みんなテニス初心者の僕達小学生にコーチが
『この中から県チャンピオンが出ます』と言いい、
当時聞いてた親はみんな『まさかそんなことはない』と笑ってましたが、
僕を含め、どの年代からも県で優勝する選手が出ました。

僕もよく覚えてますし、そこを目標にしてテニスを頑張ってきました。
言葉一つで世界が広がりますし、狭まります。
どういう事を話し、どういう言葉をかけるのか?
指導者だけでなく、親もそうかもしれないですね。
日頃から使う言葉は大切にしないとですね。

ジョージハリソン。最高最高

どういう言い方をすれば伝わるか?理解しやすいか?
その人を見て、その人が喋ってる言葉を聞いて、
どう言おう?と考えますが、

一つ共通して気をつけているのはNOと言わないことです。

脳にNOはないです。
脳は否定語を理解することが出来ません。

人は否定語を理解するのが不得意です。
『〜しない』や『〜ない』は伝わりにくいです。

つまり、『〜しないで』というインストラクションをしないことです。
〜ないで〜する。という言い方を、シンプルに〜しましょうと言う。


ボールをよく見てアゴを上げないように打って!!

と言えば、
脳はまず
アゴを上げるのをイメージします。そこからそれを否定するように働きます。
だから
ボールをよく見てアゴを引きながら打って!!
の方が理解が早いです。

他にも
ボールに近づきすぎないで→ボールから少し離れて
ラケットを引きすぎないで→胸をちょっと横に向けて

指導中に〜しないで、〜しないからできないんだ。
あまりにもNOを突きつけられると、NOしか言われてないので、
身体は言うこと聞きません。
聞いていてもあまり良い気持ちはしないですよね。

ネガティブよりポジティブな表現の方がイメージも伝わりますよね。
言葉の使い方やっぱ大事です!!

全部ポジティブな言葉がけをするように気をつけています。
とても単純なことですが、大事なことです。
そのほうがストレートに理解が得られやすいのです。

これ簡単そうに見てて意外と難しいです。
ついつい〜しないでというインストラクションや
悪い動きの方から先にお手本を見せてしまいます。
〜ない。ってよく言っちゃうんですよね。
なるべく使わないよう注意してます。

勿論、怪我をしそうな危険な場面では
〜しない。〜しちゃダメ。と強く言います。

言葉の使い方ってとても大事です。
子供の時言われたこと意外と覚えてたりします。
大切に選んで使おうと思います。
もし、〜ない。とレッスン中言っていたら教えてくださいねw