運動が得意な子に育てるには?
『どうやったら運動、スポーツが上達しますか?』
『子供(中高生)の怪我が多いんのですが、何をしたら良いですか?』
『どんな運動をすれば良いですか?』
など質問を受けることがあります。
結論
幼少期は
一つの種目だけでなくいろんな運動をしたほうがいいです。
スポーツをするより外でたくさん遊んだほうが良いです。
中高生は
毎日スポーツをしているのなら休日(スポーツをしない日)を作った方が良いです。
興味深い記事がありました。
ドリブル、リフティング… 幼少期サッカーの技術練習しかしないと運動器機能が老人並に!?
中学以降も活躍するために大人が知るべき事実
https://www.sakaiku.jp/column/knowledge/2018/013661.html?fbclid=IwAR1-9R-C43QN4hWkVTxDbN9KVyGlazoMr1vYYi4XhrtKx_ygyf6yrCegDxo
記事にもありますが
『今上手い子を育てるのではない。』
『指導をする大人が正しい知識、理論のもとに子どもたちを導いていくことが、
「プロになりたい」「海外でプレーしたい」「日本代表になりたい」
という夢を持つ子どもたちをサポートすることに繋がります。』
全く同感です。
まずは、指導者がどうしたくて、どういう考えを持っているのか? が大事ですよね。
『何を教わるか?ではなく誰に教わるか?』
がこれから最も大切だと思います。指導者次第で全て変わりますからね。
この『誰に』はレッスン体験や見学などして、保護者や子供の直感でよいと思いますよ。
もちろん機会やタイミングがあれば話をしたほうがいいですよね。
ロレッタハロウェイ。何度聞いてもいつ聞いても最高
一つのスポーツばかりに執着すると いろいろな動作が身につかず、怪我を引き起こす、上達の頭打ち、 心身の健全な発育が望めないなどの問題が多く生じています。
こんな記事も見つけました。なるほど。
だからあんなフォームで打てるのかとジョコビッチの強さの要因の一つです。
https://www.thetennisdaily.jp/news/atp/2019/0038849.php
「子どもの頃よくスキーをしていたことも助けになっている。よくスキーをして過ごした。それによって身体のコーディネーションや、コートの端から端まで瞬時に方向転換をしながら動き回ることが可能なんだと思うよ。」
本人が言うと信憑性と説得力がありますね。
ジョコビッチはスキーによって得た柔軟性やバランス感覚がテニスの強さにも影響しているようです。
小さいうちは1つのスポーツだけでなく複数の運動をおこなっていたほうが良い
世界で活躍しているアスリート、幼少期どんな運動、生活をしていたんでしょう。
プロの世界で活躍するテニス選手はサッカーをやっていた人が多いきがします。
ナダルもサッカーやっていました。
八村塁選手や大谷選手、エムバペ選手など世界て活躍するスポーツ選手のほとんどが小さい頃その1つのスポーツだけに専念していたわけではないですね。
例えば、W杯歴代優勝2位のドイツのサッカー選手、
トップ選手であればあるほど、幼少期サッカーをやっていた時間が少ないそうです。
小さい頃はあまりサッカーをやっておらず、週に一度か二度とくらい。
何をやっていたかというとサッカー以外のスポーツや遊びがほとんど。
前大会3位であったベルギーなど、ヨーロッパのサッカー強豪国はほとんどだそうです。
日本はというと全く逆で、トップ選手ほど、幼少期にサッカーをやっていた時間が長い。
そして、多くのスポーツで小学生の全国大会があるのは日本くらいです。
単純にこれだけで
どちらの方が良いとは言い難いですが、
(例えば、体格の差や競技人口の差、コーチの問題なども勿論関係してきますよね)
学ぶべきことは多くありそうです。
現状を把握し、子供達を理解しようとすること。
やり方だけを真似ても何の意味もありません。
『どうしたいのか。何がしたいのか。』
というビジョンや目的が指導者には求められますよね。
こちらもご参考ください。
まとめ
幼少期、小学生でしたら一つのスポーツだけでなく、様々な体験を!
運動だけでない経験も身体を動かす、スポーツの上達にも繋がります!
たくさん遊ぶ!!公園が最強!
指導者、クラブ側に明確な目的、目標があるスポーツクラブを選びましょう!