パーソナルトレーニング

難しいこと難しく言うの簡単です

『なんでできないの?』
『だから!!こうやって足はこう。手はこうやるんだ!』
『下半身のパワーを伝えるためには腰はこうそれからこう繋がって、、』

難しいこと難しく言うの簡単です。
難しいこと易しく言うの難しいです。

テニスコートにいるとよく見かけたり、聞いたりしますが
難しくて意味わからないし、そんないっぺんに言われてもわからないです。
まず、飽きちゃう。
途中で『もう、いいや』ってなります。

難しく求めてもいない説明したり、
流行りのプログラムを見様見真似でやって
『楽しくないな、、』
『上達しないな』
『意味がわからない、、』
なんて感じることありますよね。

余計に難しく、わからなくしてるのは『あなた』だ。
って思っちゃいますよね。

全部コーチが指示出して、やり方も教えて。難しい事喋って。
子供の顔見ないで、自分は満足して。

自分でやりたくて学んだ事
誰かにやらされて学んだ事
どっちが差がつくかは明らかですよね。

トレーニングもそうです。
自分がやりたいことをクライアントさんにやらせるのではなくて
クライアントさんが望んでいることを提供する。


レッスンや運動指導をしていて、ついつい難しい理論の話をしてしまったり
筋肉の名前をたくさん言ってみたり、細かく色々言ってみたり、
僕も昔よくしていました、、、

これただの自己満足ですよね、、、

セミナーや勉強会に行く度に思いますが
毎回素晴らしい講師です。
話がわかりやすい。
専門家の前で専門の話してるのに
難しい、わからない単語一切出てこないです。
それでいてとても勉強になります。

すげーな。って毎回感動するし、行って良かったな。
と思うのです。
良い指導者ってシンプル。
おかげさまで良いお手本がたくさんいます。

チリー・ゴンザレス。ソロピアノ。安らぎ。昨年出たクリスマスソングのアルバムもとっても良かった。

Yahooニュースで面白い記事を見つけました。
武井壮さんが語った
日本のスポーツ現場の特性とのびしろについてです。

『小・中・高、全部合わせて1万校以上あるということは、指導者は1万人以上いるわけじゃないですか。1万人の指導者の中にも1位から1万位までいるわけで。でも、例えばサッカーが強い国ってサッカーがスーパーメジャースポーツで、トップレベルまでいくとやっぱり、その国のトップの知識を持った指導者がいるんですよ。でも日本は、子どもの頃から本当に正しい知識を持った指導者から指導を受ける確率が、それらの国に比べてすごく低い。なのに、その頃にたくさん繰り返しプレーをするので、若いうちはレベルが高いんですよ。一方、ヨーロッパの子たちは、フィジカルは強いけれど反復してプレーしていないから、技術で日本人が簡単に勝ったりするんです。でも、大人になってから、ヨーロッパの子たちが、フィジカルが強くなり、スプリントが速くなり、持久力がついて技術も正しくなってきたら、圧倒されてしまうっていうことが起こります。これは日本のスポーツの特性ですよね。だから、そこが日本の一番の弱点です。(記事抜粋)』

さすが武井壮さん。
初めて『うもれびと』で見つけた時は大爆笑。
ただの変な人。だったのがあれも全部計算でやっていたんですね。

特に気になるのは『本当に正しい知識を持った指導者から指導を受ける確率が、それらの国に比べてすごく低い。』
そうだと思います。

そのために運動が嫌いになったり、
逆に運動音痴になったりする子供たちが増えているという現状があるということです。
建前だけとても立派だったりしますけどね、、
幼少期、小学生時などはやり過ぎない、教えすぎない方が良いと思います。

成長は螺旋階段。少しずつでもゆっくり登っていけば良いです。

運動に関してはその立ち位置を確認するためのお手伝いが僕らのお仕事だと思っています。

色んなところで少しずつ世の中も変わってきてるので
生活、勉強や運動の在り方も変わっていくような気がします。
良い方向に進むのではと思っております。

今年ももう4月。4分の1が過ぎようとしています。
改めて色々振り返ってみて、
何が出来たかな?
何をしようかな?

またコロナの影響で運動をする機会がなくなったり、減ってしまったり、
もっと運動が楽しく出来るよう、続けられるよう、
運動が身近に感じられるような環境を作っていければと思っています。