カラダのこと

柔軟性って必要?

アスリートや高校生にヨガをすることの目的が
『柔軟性をあげることですか?』
と聞かれることがあるのですが、
柔軟性を求めてヨガをすることはほとんどありません。

ヨガはそれよりもっと良いことがたくさんあるのです笑

身体が硬いのでどうしたら良いですか?
コーチに足首が硬いと言われました、どうすればいいですか?
と聞かれることもありますが、
実際にみてると、別に硬いとも全く思わない。

柔軟性と言っても
筋肉だけでなく、関節、神経もありますから、
例えば、
開脚がベターって出来る。前屈して手が地面につく
から
柔軟性が高い!身体が柔らかい!とはなりません!!

もし、柔軟性を求めるなら、
部分的に柔軟性を高めるのではなくて
全身を満遍なく、バランスよくストレッチを行い
身体を自由に動かせるための柔軟性が大切です。

大事なのは自由度の高い身体です。
イメージどうりに身体を動かすことが出来ればプレーの質が上がり幅も広がりますね。
もちろん怪我の予防にもつながります。

筋肉をストレッチすることも大切ですが関節や骨を動かすことも大切です。
そっちの方が大切かな・・

開脚をたくさんする、前屈を過度におこなう
というのではなく、いろんな部分を動かし、ストレッチしてみてください。

「美しく青きドナウ」この曲。凄い。2001年宇宙の旅。

『身体が柔らかい』ということだけでスムーズな流れるような動きが出来る。
ということはない。

柔軟性が高くてもそれを補うことのできる筋力がなければ、
高いパフォーマンスは出せません。

例えば、ジョコビッチは身体柔らかそうに見えますよね?
あんなに開脚してバックハンドなんて打てないです。
あれは、筋力があるから出来ることで、
同じように、ただ開脚が出来ても、あのようにして打つことはできません。

むしろ身体が柔らかすぎることにより、怪我を引き起こすこともあるのです。

足首が硬い。と言われたらしいですが、
足が速い陸上の選手、メジャーリーガー足首硬いことが多いそうです。

つまり
無理に柔軟性を高めようとして、ストレッチばかりしても、
パフォーマンスの向上は期待するほど求められないと考えていた方が良いと思います。
ストレッチは大切です。ただ、目的に応じでおこなうことが必要ですね!!

ストレッチすること自体はオススメです。良いです!
柔軟性を上げるというより、スッキリします。
特に運動不足だと感じている方にはオススメですね。
寝る前にストレッチするとよく寝れます。
日常的にゆっくり体をほぐしてリフレッシュする時間を作れるといいですよね。