お前も変わったな〜は褒め言葉?
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養老孟司先生の本『バカの壁』を読み直し、
未読であった『死の壁』と『超バカの壁』も読みました。
痛快ですね。超絶面白い。
20年前バカの壁を読んだ時はその面白さを十分には感じることが出来なかったんですが、
読み直したところ凄く面白かった。
これを養老先生は、
知識を入れるということも変化。昨日の自分との世界が変わってしまうということ。
人間は本来日々変化するもの。昨日の自分と今日の自分が一緒。人は変わらない
と思うこと自体が間違っている。と繰り返し述べられています。
20年前とは随分僕も変わりました。
それは良い意味で。成長だと捉えています。
だからこの本も今読んだ方がずっと面白かった。
飲み会で言われる『お前も変わったな〜』は貴方の都合にとって変わったこと。
変わらない方がおかしいでしょ?って思っちゃいますけど。
未だにこんなこと言われるんだから、、、
『はい。変わりますよ』って。
褒め言葉で言ってるんでしょ?って解釈してます笑
また変化については、身体を動かすことでも生じるそうです。
身体を動かすことで必ずその人は変わってきます・・・ 身体を動かすことで、確実に脳にも影響があります。 そして考え方が変わってくるはずです。
座ってずっと頭だけを働かせて疲れたと感じるのは身体が動いてないからですよね。
身体は疲れてないのに、やけに疲労感を感じる。
そんな繰り返しだとやっぱり具合が悪くなります。だって身体は疲れてないんだもの。
使わないと身体はダメになっていきます。筋肉も骨も臓器も。
どんどん退化していきます。それは脳も同じです。
っていうことは、脳を維持するため、座ってずっと思考を働かせるためにも
身体を動かして、運動をすることで脳に栄養や刺激を与える。
入出力を繰り返して身体は機能できるようになってるのですね。
つまり、頭を使うことと、身体を動かすことは、『持ちつ持たれつ』の関係。
より良い仕事をするためにも、頭を働かせるためにも運動は必要。ということですね。
あと、姿勢を保持するための筋肉や体力もないと集中力も続かないですから。
運動したほうが良い。身体は動かした方が良い。
この本を読んでさらにそう思うようになりました。
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子供についても面白い話をされてました。
子供は自然である。運動嫌いなわけではない。もともと放っておいても動くものなのです。と述べています。
確かにそのとうりで、保育園に行くと全員もれなく、全員と言い切ってもいいんじゃないかな?
走り回ってます。走らなくても飛んだり跳ねたり、ずっと動いてる笑
身体を動かすのが大好きなんですよね。
だから運動不足や運動嫌いは子供の話に限ったことではない。
大人が介入して運動しなくなる。身体を動かさなくなる。
『子供らしさ』も失われてしまい、早く大人に近づいた方が良いとされる。
大人がするようなことを早いうちからやらせれる。
子供が子供として価値がある。
『らしさ』が無くなったのは子供だけではないですね。
それ自体に価値がある。
ということが何か時代遅れの考えのような、許されなくなっている風潮のような気がします。。
この三つの本。とても面白いです。
養老先生素敵すぎる。知識って雄弁。偉大です。
先生の本もっと読んでみようと思います。